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 | 日本で一番尻に敷かれている男、天野周一による、東日本大震災復興支援の講演会が、来る6月12日にアクロス福岡で行われた。
「CHANGE!!」が時代の言葉となっていたのは、米国史上初黒人大統領のオバマ氏が叫んでいた頃。かれこれ2年経つうちにオバマ大統領から「CHANGE!!」という言葉を聞く事はなくなったが、未だに
「CHANGE!!」と叫び続けている人物がいる。それが全国亭主関白協会会長、天野周一である。
東日本大震災後、日本中が変わろうとしている。今、復興の一番のカギを握るのは亭主達にある、と会長は考える。そう、「亭主が変われば、家庭が変わり、日本が変わる」と。
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現在、世界中に約13000人の会員達が集う全亭協。その会長の話とは一体どんな内容なのか、期待に胸を膨らませて訪れた来場者へ「全く役に立たない話」と、変化球から始まった講演に、さっそく笑いの渦が巻き起こった。
全亭協の活動の進化を窺わせながら、これまで研究してきた〃愛妻進化論〃や「愛の三原則」「非勝三原則」「相槌三原則」などを会長自身の体験談を交えながら講演は進んでいった。観客は時に大笑いし、時に真剣にメモを取りながら(その多くが男性であったのは言うまでもない)、会長の話に引き込まれていった。最後には全亭協のシンボルストーリーである「10秒のキス」を朗読。そして本当の夫婦のありかたを示し、壇上を後にする会長に、会場からは延々と拍手が贈られた。
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 入退場の際に多くの方に 握手を求められていた、天野会長。 |
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第2部の始めに特別企画として、遠賀郡の焼き菓子の銘店「クィーンボアーズ」のオーナー・鈴木さんによる「夫婦円満のクッキー教室」が開催された。家庭で簡単にお店の味が再現できるということで、第1部の時とはまた違う表情で目を輝かせながら聞く、観客の眼差しが印象的であった。
そして再び司会者の進行のもと、「公開お悩み相談室」がスタートした。
壇上に上がる会長の呼び声で、日本、いや世界で唯一、十段を持つ板橋亭主も参加となり質疑応答が行われた。真剣!?とも言えるお悩みに、日頃の実践をふまえた、イザコザ解決の奥義やユーモア溢れる解決法が伝授された。 時に天野会長と板橋十段の絶妙な掛け合いで、会場は笑い声に包まれた。
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最後は来場した亭主達の起立。 「愛の三原則」「非勝三原則」を提唱し講演会は幕を閉じたのであった。 講演会終了後には、来場者全員にクッキーが配られ、そのサプライズに観客も喜び会場を後にした。
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開場30分前にはロビーに長蛇の列が。中には奥様より先に来て並んでいる亭主の方もちらほら見受けられた。 |
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 ドキッとする女性のお悩みに、 参加した男性も苦笑いに。
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 美味しいクッキーの作り方を 惜しみなく伝授してくれた、鈴木さん。
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 天野会長と板橋十段の納得の名回答に拍手喝采。
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 照れながらも最後に「勝たない、勝てない、勝ちたくない」と ポージングをする男性陣。
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 最後には参加者全員に 「クィーンボアーズ」のクッキーが渡された。
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