年に一度の全亭協 '07全国大会 in 東京は大変な盛り上がりを見せた。
会の憲法とも言える「愛の三原則」と「非勝三原則」を新橋駅前のSL広場で唱和した。
この模様は国内のテレビ、新聞、雑誌はもとより、
ワシントンポストをはじめフランスのAFPが全世界に配信するだろう。
全国亭主関白協会のメッセージは、ただひとつ。「亭主が変われば、日本が変わる」である。
それにしても長い間11人だった会員は、現在4000人弱になり、
目標の100万人迄、あとわずか99万6000人である。お楽しみはこれから…だ。


2007年9月8日(土)(苦しいパパの日)
in 東京

新橋駅前は、時ならぬ大騒動だった。  「三原則」唱和セレモニー
●JR新橋駅前SL広場

 9月8日(苦しいパパの日)は、台風一過の晴天だった。たくさんのマスコミを引き連れて現れたのは、全国亭主関白協会会長の天野周一。恒例の全亭協'07全国大会in東京である。47都道府県の支部長が一同に会し、愛の三原則と非勝三原則を唱和する大切なセレモニーが行われ、道行く人から「プッ」と笑われる日本で一番恥ずかしいイベントとしてあまりにも有名。
全亭協4千人の会員のほとんどが何らかの問題を家庭に抱えており、「こんなこと出来た僕」という、小さな勇気を育む、年に一度のメッカ(オヤジの聖地)巡礼と位置づけられている。家庭内に不足している会話とユーモアを復活させようという大義名分はあるが、こんなバカなことをやれるフツーのオヤジもいるんだよ、というメッセージが伝われば大成功である。ただ、百人で唱和しようという計画であったが、カメラの放列に恐れをなしたのか、非勝三原則をフリ付きで踊ったのは30人足らず。あとのメンバーは、「オレ達は関係ないよ、通行人だからネ」的態度を取っていたのが、かえすがえすも残念ではあった(笑)。というか、これが全国亭主関白協会の真の実力であり、奥様の目を盗んで自費で全国から集まった会員が多いのだから、仕方のないことではある。
いずれにしろ、「リセット」の一編のコラムから始まった全亭協の活動が全国の、いや全世界のニュースになる時代が来たのは実に喜ばしいことではないだろうか。

笑いと涙。感動のパーティ。  全亭協 '07全国大会in東京
●ホテルJALシティ田町・東京

 引き続き5時から行われた懇親会では、各県の支部長が、どれだけ尻に敷かれているかの発表もあり、会場は「どんだけ!?」の笑いで包まれた。又、全亭協を女性が応援する会(全女応)の権藤会長の激励が会員をどれほど勇気づけたことだろうか。最後に、東京の真鍋四段が奥様に感謝の文を読み上げ、プラチナジュエリーをプレゼントする“プロポーズ・アゲイン”のセレモニーで締めくくられた。
  こうして全亭協'07全国大会in東京は幕を閉じ、奥様に叱られない程度の時間に静かに解散。3月に実施される福岡大会での再会を誓い合ったのだ。さぁ、明日から再び、尻に敷かれる一日が始まる。どなた様も、お敷かれ様でした。

基調公演終了後の懇親会。普段全国に散らばっている会員同士の活発な交流が進む。話題はもちろん、いかに上手く妻の尻に敷かれるか。その内容をここに書けないのが実に残念。
  「プロポーズ・アゲイン」をした会員夫妻と板橋十段。天野会長との談笑が弾む。会場内では、海外メディアからのインタビューを受ける会員の姿も。全亭協の活動が、もはや日本だけでなく、世界の中で確かなものとなった証。
  若手の交流も活発。仕事も、参加した経緯もそれぞれ異なる男性、女性。独身の参加者も多く、既婚者との情報交換や互いの自己紹介等、楽しい懇親会となっていた。彼らのような人々がいる限り、日本の将来は明るい。