1日30分以上夫婦の会話がないと熟年離婚へ。我家は毎日2時間以上会話している…が(笑)。

 夫婦間で1日30分以上会話が無いと、熟年離婚へまっしぐらという統計がある。その点、我家は全く問題がない。毎日、2時間以上の会話をしている。ほとんどは愛妻から受ける説教ではあるが(笑)。スピリチュアル系が大好きな愛妻の精神論は、全てがご無理ごもっともで、ぐうの音もでない。最近では、「何故、あなたはうだつが上がらないのか、稼ぎが悪いのか」の講義が炸裂している。曰く、「お金に対する思いをクリーニングしなけれならない」またある時は「ローセルフにお金に対する罪悪感がある」などなど。
 さっぱり思いあたるふしがないし、ロ、ローセルフって何なんだ状態である。だが、反論は許されない。「そうだね、分かるよ、その通り」と相づちを打つ。ローセルフの質問をしようものなら、1時間の延長であるから、全てを分かっているふりをしている。「やっぱりそうか、ローセルフがカルマを抱え込んでいるのか」。「そうなのよ、そのカルマをクリーニング…」話がすんなり進んでいくじゃないか。心の中で「えーっ、適当に答えたけどまぐれ当たりしたよ。言ってはみるもんだ。ラッキー」という具合だ。愛妻曰く、「あなたは、ローセルフに罪悪感が貯まって、ミドルセルフとの不具合が生じているから、ハイセルフからのインスピレーションが来なくなっている」って、どうよ。てか、いったい何なんだ。
 「ガソリンはほとんどセルフだけど」と突っ込みを入れたくなるが、ここは静かにうなずく一手であろう。結果、「お金が全てじゃないが、少しはあった方がいいね」という最終結論になる。亭主諸君。セルフサービスの店が何かと安くなって、節約になるらしいぞ。って違うか(笑)。




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